こんにちは、英会話太郎です。
今回は、
「英会話・ヒアリングの上達に「映画」で勉強するのは、社会人におすすめしない」
お話をします。
確かにネイティブがしゃべる生きた英語ではあります。
巷では、
- 英会話の上達に映画がいい!ヒアリングに強くなる!
- 映画ならストーリーがあるので興味を持って聞ける、続けられる
などのメリットが挙げられていますが、
英会話上達、ヒアリング力強化のために「映画」で勉強は社会人にはおすすめしません。
目次
社会人に英語の「映画」がおすすめではない理由4つ
社会人に英語の「映画」がおすすめではない理由①:あなたの仕事に関係ない
映画は、幅広くいろんな言い回しが出てきます。
もしあなたが
- ネイティブ並みの語彙力
- カッチョイイ言い回し
を身に着けたいのなら、映画は悪くありません。
でも、
あなたの仕事でリアルに使う英語は出てこないでしょう。
なぜなら使う英語は、分野によって全く違うからです。
あなたの職業・分野にドンピシャの映画なんてものは皆無です。
ラブストーリー、コメディ、SFなんかはもってのほかです。
あなたの「映画」を見る目的が、仕事でつかえる英会話・ヒアリングの上達なのであれば、
あまりにもいらない情報が多すぎます。
社会人に英語の「映画」がおすすめではない理由②:口語的すぎる
当然ながら映画は、砕けた表現が中心です。
日本の映画でもそうですよね。
しかも映画のキャラ設定に合った表現や口癖があり、かなり偏った表現です。
決して一般的とは言えません。
ビジネスシーンではもっとフォーマルな英語をネイティブも使います。
なので、映画で出てきた表現を、社会人が実際に仕事で耳にすることはほとんどありません。
逆もまたしかりです。
社会人が仕事で英語を使うときは、話相手はビジネスパートナーです。
ビジネスパートナーに対して口語的表現なんて使わないですよね。
日本の映画を冷静に分析してみるとよくわかります。
仕事で使えそうな日本語は出てきたか?と自問自答してみます。
まぁ、仕事で使うような表現は出てこないですよね。
社会人に英語の「映画」がおすすめではない理由③:忙しい社会人には長すぎる
映画は普通、2時間程度あります。
社会人はただでさえ忙しいのに、
2時間という貴重な時間を映画に当てるのは厳しくないですか?
理解を助けるために日本語版の映画も見れば、合計4時間になります。
英語版の映画を見るのも一回では不十分ですので、
何度も何度も見る必要があります。
映画を見ながら、気になる文章をメモったり、その度止めたり、何度も聞き返したり。
映画を見た後で、最終的に残るのが
「で?」
です。
先にも、言いましたが、映画は、
- あなたの仕事に関係のない
- 口語的表現が多い
ので、長い時間かけて映画を見た後、
振り返ってみると何も得たものがないことに気づくと思います。
もちろん、
頑張って映画を見た後は、英会話力、リスニング力が上がったような、
変な高揚感と達成感はあります。
- へぇー、ネイティブはこうやって表現するのか
- こんな言い回しもあるんだな
という気づきもあります。
が、仕事で全く使えません。
時間がかかる割に、得るものがすごく少ないので、効率がよくありません。
「映画」は社会人におすすめしません。
百聞は一見にしかずです。
あなたが英会話力・ヒアリング力を上達させたい理由をはっきり意識しながら、
英語の映画を一本見てみてください。
こりゃ仕事に使えん・・というのがわかると思います。
社会人に英語の「映画」がおすすめではない理由④:復習できない
このフレーズもう一回聞きたいなと思っても、
2時間もある映画の中から、ほじくり返すのは至難の業です。
早送り、巻き戻し地獄です。
もし本当に聞き返したければ
何分にこのフレーズがあるというのをメモしないといけません。
映画は効率的に復習することができません。
英会話、ヒアリング力上達のために勉強・復習するには時間がかかりすぎてしまいます。
英会話・ヒアリングの上達に「映画」勉強をおすすめできる人
英会話・ヒアリングの上達に「映画」で勉強するのをおすすめできる人もいます。
英会話・ヒアリングの上達に「映画」で勉強するのをおすすめできる人①:中級者以上
例えばあなたが、
- すでに仕事で、ある程度英会話を使っている
- 英会話力・ヒアリング力には少し自信がある
という中級者なのであれば、現状維持・更にパワーアップするのに「映画」は有効です。
日本はただでさえ、英語を耳にする機会が少ないので、
映画はいい勉強材料になります。
しかも、映画自体が話のネタになります。
英会話・ヒアリングの上達に「映画」で勉強するのをおすすめできる人②:仕事とは関係のないところで、英会話力・ヒアリング力を鍛えたい人
英会話力・ヒアリング力を鍛える理由が、仕事じゃないという人には
映画勉強をおすすめできます。
例えば、
- 外国人の友達が欲しい人
- 純粋に英語で映画を楽しみたい人
- 時間のある学生
- 幅広い英語表現を身に付けたい人
など、仕事とは関係のないところで、英会話力・ヒアリング力を鍛えたいという人です。
まとめ:英会話・ヒアリング上達に映画で勉強する【社会人におすすめしない4つの理由】
社会人に英語の「映画」がおすすめではない理由4つ
- ①あなたの仕事に関係ない
- ②口語的すぎる
- ③忙しい社会人には長すぎる
- ④復習できない
英会話・ヒアリングの上達に「映画」勉強をおすすめできる人
- ①中級者以上
- ②仕事とは関係のないところで、英会話力・ヒアリング力を鍛えたい人
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