こんにちは、英会話太郎です。
今回は
海外駐在する人に伝えたい、クレジットカードでJCBはやめてください
という話です。
JCBさんをバッシングする意図はありませんが、
申し訳ないですけど、JCBは海外駐在で使いにくいクレジットカードであるのは事実です。
目次
海外駐在でクレジットカードでJCBをおすすめしない理由
理由はシンプルです。
海外ではJCBを使えるところが限られているからです。
僕はこれまで
- アメリカ(ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルバニア、ワシントンDC、テネシー、バージニア、テキサス、イリノイ、ニューメキシコ、アリゾナ、ユタ、ネバダ、サンフランシスコ
- カナダ(トロント)
- メキシコ(メキシコシティー)
- 韓国(ソウル)
- 中国(上海、北京、河北省、山東省、山西省、西安省、福健省、浙江省)
- イタリア(ミラノ)
- オーストリア
- ドイツ
- スイス
- ベルギー
- フランス
を海外出張や旅行で飛び回っていました。
この中で、お店でJCBがすんなり使えたのは韓国だけです。
「JCB使える?」って店員に聞いても?
「JCBって何?」ぐらいの扱いを受けます。
JCBって世界一かと思っていた自分が恥ずかしい・・・
中国の銀聯(ギンレン)カード、通称UNION PAYの方が知名度がある始末。
後は、JCBを認識できるATMを何とか探し出し、キャッシングして現地の現金をゲットするしか方法がありませんでした。
日本ですらキャッシングしたことないのに、借金させられた感じがして最悪です。
なので、日本国内ではあんなに使い勝手が良かったJCBをスッパリやめました。
ポイントとか勿体なかったですが、今後海外でも国内でも使える別のクレジットカードを探すことにしました。
今ではクレカはVISAを使ってます。
海外でも使いやすいクレジットカードはVISAです。
海外赴任でクレジットカードを使うなら、VISAをおすすめします。
理由は世界シェアNo1でどこに行っても使えるからです。
クレカブランド 取引件数 VISA 55.52% MasterCard 26.27% JCB 1.23% AMEX 3.21% UNION Pay(銀聯) 12.79% Diners/Discover 0.98% 出典:ニルソンレポート2015
確かに、世界どこに行ってもVISAのマークは見かけます。
(てか、銀聯って意外に強いな)
海外駐在で日本から持ち込んだVISAは海外でそのまま使えるのか?
答えはYesです。
そのまま使えます。
為替さえ気にしなければ手数料も知れてます。
ちなみに僕は現在アメリカに駐在していますが、僕が持っているクレジットカードは日本から持ち込んだVISAカードです。
引き落とし銀行口座はUFJ。いわゆる普通の日本のVISAカードです。
それでも、現地で買い物できます。
アメリカのAmazonでも、普通に日本のクレジットカードでネットショッピングできます。
アメリカ駐在ならできれば現地のクレジットカードも持った方がいい
もしあなたが、アメリカ駐在するならアメリカでもクレジットカードを持った方がいいでしょう。
アメリカってキャッシュレス社会でクレカが浸透しているから、VISAなら日本ので十分っしょ!
と思ったら大間違いです。
アメリカのクレカリーダーは、作りが雑?で、日本のクレカを認識してくれる日もあれば、全く使えないときもあります。
僕も駐在前は、大丈夫っしょ!って思ってましたが、びっくりするぐらい遭遇します。
一方、アメリカで作ったクレジットカードだけあればいいのかというとそうでもありません。
アメリカのクレジットカードですら使えなくなることが多々あります。
アメリカではクレジットカードの使用履歴が記録され、あまりに不自然な使い方をすると自動でロックアウトされるようになっています。
例えば、
- いきなり大量の買い物をしようとした
- 治安が悪いとされている地域で使用しようとした。
など、盗まれたのでは?と思われるような使い方をすると自動でロックがかかるんです。
安全ちゃあ、安全なんで助かるんですけど、
その度、ロック解除の電話を英語でしないといけないのが超絶面倒です。
僕は今まで2回食らいました。
支払わないといけないのに支払えない。
日本のVISAで切り抜けましたが、日本のVISAを持ってなかったらと思うとゾッとします。
アメリカはこんな調子なので、アメリカの駐在員は普通クレカを2~3毎持ちます。
ちなみに僕はプライべーど用カードだけで3枚持ってます。
- 日本のVISA x 1
- アメリカのVISA x 1
- アメリカのデビットカード x1
(会社のクレカも合わせれば5枚)
ということでアメリカで発行されたクレジットカードも持つことをおすすめします。
ただしアメリカで自力でクレジットカードを持つのは至難の業。謎システム「クレジットヒストリー」
アメリカではクレジットカードを発行してもらうのに、自分のクレジットカードの使用履歴=「クレジットヒストリー」が必要になります。
毎月きちんと支払いされてれば、プラスポイントが加算されます。
で返済能力のある優良な人間であると判断されれば、クレカがスムーズに発行されます。
この「クレジットヒストリー」は通常1年ぐらい使えば十分評価してもらえます。
ただし、日本のクレジットカードをいくら使っても「クレジットヒストリー」は貯まりません。
アメリカのクレジットカードを使った実績である必要があります。
ここで謎なのが、
アメリカのクレカを発行してもらうのにアメリカのクレカ実績が必要というカオス。
いや、アメリカのクレカを持ってないから困ってるんですけど。
そのためにアメリカのクレカの使用実績が必要ってどういうこと?
アメリカは簡単に相手を信用しない社会です。
返済能力があるかどうかも分からない日本人にクレカなんか発行してくれないんです。
それでもクレカをアメリカのクレカを自力で手に入れるには、大量の給与証明とともに返済能力があることを証明しなくてはなりません。
ですが、ご安心。
クレジットカードヒストリーがなくてもアメリカのクレジットカードを作る方法
クレジットカードヒストリーがなくてもアメリカのクレジットカードを作る方法が2つあります。
たぶん、ほとんどのアメリカ駐在員は使ってる方法だと思います。
それはANA USA VISA CardかJAL USA Master Cardをゲットするという方法です。
このクレカはANAもしくはJALがアメリカ現地のクレカ会社と提携しているため、クレジットヒストリーなしでアメリカのクレジットカードを発行してくれます。
ただし、引き落としのための銀行口座を現地で開設する必要があります。
日本の口座から引き落としてくれるわけではありません。
僕はMasterよりVISAの方が好きなので、ANA USA VISA cardを愛用してます。
が、完全に好みの問題なので、あなたの好きな方を選んだらいいと思いますよ。
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