こんにちは、英会話太郎です。
今回は英単語の覚え方のコツについてお話します。
目次
「英単語の覚え方のコツ」の前に:英単語を覚えることが最終目標ではない
まず、「英単語の憶え方のコツ」の前に
お話したいことがあります。
「英単語を覚えることは最終目標ではない」ということです。
英単語を使いこなせることが最終目標です。
何が言いたいかと言いますと、
例えば
「Consolidate」という英単語を日本語訳しようとします。
「Consolidate?えー、あー、んー、統合する!」
これは覚えていると言えますが、使いこなせているとは言えません。
TOEICでも、学校の試験でも、英会話でも待ったなしで時間は過ぎていきます。
英単語ごとに「えー、あー、んー」では全く使い物になりません。
英単語をいくら暗記しても、英語が得意にならない理由は
英単語を覚えることを最終目標にしているからです。
英単語を見て、1秒以上思い出すのに時間がかかれば
使こなせているレベルとは言えないのです。
英語を目にしたらカブセ気味ぐらいに日本語訳が思い浮ぶ
ぐらいにまで、深く暗記しないといけません。
失敗しない英単語の覚え方のコツ – 「速く・広く浅く・何回も」
使いこなせるレベルで英単語を覚えるには「速く・広く浅く・何回も」も暗記することです。
- 速く – 英語をパッと一目見る(1秒)、日本語訳を見る(1秒)
- 広く浅く – 覚えたか気にせず、どんどん次の単語に行く
- 何回も – 英単語帳をグルグル何周も回る
この覚え方は、あなたが日本語を獲得した過程そのものです。
幼い時に、一瞬目に触れた日本語を、覚えたか気にせず、何回も何回も触れているうちに
長期記憶として定着し
忘れることのない、使いこなせる日本語
になったわけです。
英単語も同じです。
忘れることのない、使いこなせる英単語にするためには、
「速く・広く浅く・何回も」英単語の暗記トレーニングをする必要があります。
1秒以内に日本語訳が思い浮かぶようになれば、その英単語は卒業です。
この「速く・広く浅く・何回も」のデメリットは
- 本当にこれで大丈夫か不安になる
ということです。
なんせ、1秒しか見てない英語と日本語訳ですので、
100回見てもなかなか覚えらない英単語もでてきます。
「うおー、また覚えてない!」とイライラもしますし、
「この覚え方で大丈夫か?」と不安になります。
でも大丈夫です。安心してください。
体感的には、苦手な単語だと2-3週間は覚えるのにかかります。
でも、一旦覚えると忘れませんし、真に使える英単語になっています。
見た瞬間に反射的に日本語訳が思い浮かび、
サラサラと英語の文章が読めるようになります。
また、逆に「速く・広く浅く・何回も」日本語単語→英語訳のトレーニングをすれば、
サラサラと英訳が浮かぶようになってきます。
絶対にやってはいけない失敗する英単語の覚え方 – 「短期記憶に頼る」
- しかめっ面しながら、一単語に集中して
- 10回書いてみる
- 10回日本語を唱える
なんて覚え方してませんか?
これは短期記憶に頼った覚え方です。
突然ですが「エビングハウスの忘却曲線」って知ってますか?
ドイツの心理学者「ヘルマン・エビングハウス」が提唱した
- 「短期記憶だとすぐ忘れる」
- 「暗記を重ねるごとに忘れにくくなる」
というのグラフにしたものです。
「エビングハウスの忘却曲線」
このグラフからも分かるように、
短期記憶だと、3日もたてばほとんど覚えていません。
記憶がおぼろげになり「えー、あー、んー」と思い出すのに時間がかかります。
定着させるには、一回に集中して暗記しようとするより、
何回も繰り返すのが英単語の覚え方のコツです。
「英単語の覚え方のコツ」まとめ
- 「速く・広く浅く・何回も」やることで、使いこなせる英単語を暗記できる。
- 短期記憶に頼ったやり方はダメ。
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